和歌山県に所在する障害者支援施設で、女性職員が入所者に対して虐待行為をしていたことが明らかになりました。
この記事では、問題の女性職員について調査していきます。
南紀あけぼの園で女性職員が虐待行為
和歌山県上富田町にある障害者支援施設「南紀あけぼの園」で、女性職員による入所者への虐待行為がありました。
「南紀あけぼの園」を運営する社会福祉法人は2024年5月9日、
30代の女性職員が今年1月、知的障害のある施設入所者の目や口を養生テープでふさぐ身体的虐待をしていた
と明らかにしています。
女性職員は、虐待している様子を撮影し、同僚に画像を送っていたそうです。
今年2月、別の職員から施設長に報告があり発覚しました。
この女性職員は、合わせて11人の利用者に対しても、顔や頭をたたいたり蹴ったりする虐待を加えていたことも明らかになっており、
そのうち8件が行政から虐待と認定されました。
事業団は10日付でこの女性職員を懲戒解雇し、園長、副園長らを減給処分にすると発表しました。
【特定】虐待に及んだ女性職員は誰？
「南紀あけぼの園」を運営する社会福祉法人は、虐待に及んだ女性職員について、
実名の公表はしていません。
明らかになっていることは「30代」ということだけのようです。
この女性職員は、事業団の聞き取りに対して
虐待行為を認めたうえで、
公私ともにストレスが溜まっていた
同僚に見せようと思い面白半分で撮影した
と話しているということです。
この女性職員は2024年5月10日付けで懲戒解雇とされていますが、
もしも、この女性が別の同様施設で働く事になっても、外的に再発防止はできない可能性が高いため
今回の件で考えを改めてくれることを願います。
南紀あけぼの園はどんな施設？
「南紀あけぼの園」の利用定員数は、生活介護50名・施設入所40名とされています。
実際には、約30名の障がい児童の生活を 約20名のスタッフがサポートしているようです。
『重度・重複障害の方たちがいきいきと楽しみながら過ごせる機会を提供している』という同施設は
常に介護が必要な方に、日中に施設での入浴・食事・排泄の介助や余暇支援を行っています。
また、創作活動やレクリエーションの機会も提供しています。
活動内容として、陶芸活動・園芸活動・（野菜作り）・社会参加活動などがあります。
引用元：南紀あけぼの園HP
といったサポートを行っているようです。
常に介護が必要な重度障害を持つ方々を、20人のスタッフがシフト制で介助しているわけですから
1人あたりの負担は大きいのかもしれません。
「南紀あけぼの園」を運営する和歌山県福祉事業団は、
「事件の検証・再発防止計画の策定に取り組む」と会見で話しています。
世間の声は？
懲戒解雇は当然だけど虐待や暴力で警察に突き出すべきもの。
引用元：Yahooニュース コメント欄
えっ、懲戒解雇で幕引き？ 被害者は刑事事件で訴えるべきだと思うが。
引用元：Yahooニュース コメント欄
介護って、異常なストレス溜まるからな。利用者にどつかれたり、セクハラあったり、弄便行為あっても堪えなあかん。キレイ事で終わらす。
ほんで、給料激安でやり甲斐搾取も多い。家族からの文句もある。
介護職員の暴力なくす方法は、まず給料上げて、やり甲斐搾取的なものを排除し、社会的向上をせなあかん。
引用元：Yahooニュース コメント欄
虐待する気になるならば。 職を変えて欲しいと思う。 介護職につくためのハードルや、報酬は高くてよいのでは… 介護職にあこがれを抱けるようなしくみもあって欲しい。
引用元：Yahooニュース コメント欄
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